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JADH会員資格としてのADHO加入のお誘い

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Digital Humanitiesをはじめとする人文学におけるデジタル技術の活用に関する研究に携わっている日本の研究者のみなさまへ (2014年8月改訂)

日本にはDigital Humanitiesに関連する重要な活動が多く存在していますが、国際学会に繋がっていないため、一部を除いてその存在が国際的に知られてないという、いささか残念な状況にあります。この状況を改善するための最も有効な方法の一つは、DH国際学会連合であるAlliance of Digital Humanities Organizations (ADHO)に入会して頂くことでございます。

欧州ではAssociation for Literary and Linguistic Computing (ALLC)、米国ではAssociation for Computers and the Humanities (ACH) 、カナダでは Society for Digital Humanities/Société pour l'étude des médias interactifs (SDH/SEMI) という形で分立していた学会が今世紀になって連合体ADHOを形成し、DHの舞台を整えたことによって、この分野の研究者が国際的に活動するための確固とした基盤ができました。ADHOの諸活動は、たちまちEU, UK, USA, Canada政府関係助成機関の注目するところとなり、人文社会学の新分野としてかつてない種々の助成が開始されています。加えて本年よりオーストラリア圏のDH学会(aaDH)が、設立と同時にADHOに加盟し、その国際的なネットワークに基づいて政府関係助成機関の大型助成金を受けることになりました。

現在、世界のDH関係学協会は、ADHO を中心に動いています。JADH設立も、JADH2012開催も、その重要な趣旨はADHOを通じた国際的な連携の深化・実質化にあり、Japanese Association for Digital Humanities (JADH)の設立は、ADHOおよびその中心的組織の一つである Association for Literary and Linguistic Computing(ALLC)の多大な支援によって成り立っています。

このような流れを受けて、JADHは、2012年7月、ADHOへの正式な加盟を果たしました。したがいまして、他のADHO加盟学会と同様、JADHの会員になるには、ADHOのメンバーシップを得ることを条件としております。(すなわち、ADHOのメンバーシップを得ることにより、ADHO加盟学会すべての会員資格を得たことになります。なお、ADHO加盟学会は、現在、ALLC, ACH, SDH/SEMI, aaDH, JADHとなっております。)皆様におかれましても、日本のこの領域が国際的な枠組みのなかでより大きく研究活動の場を広げていくことができるよう、この機会にADHOにへのご加入をお薦め申し上げる次第です。

ADHOへのご加入にあたりましては、以下の頁から、クレジットカードによる支払いがもっとも簡便です。請求書による支払い等が必要な場合には、以下の頁からPDFファイルがダウンロードできるようになっており、そこに手順が書かれております。

もしご不明な点などございましたら、conf2014 at jadh.org宛てに、お気軽にお問い合わせください。

ADHO加入のための頁
http://www.oxfordjournals.org/our_journals/litlin/access_purchase/buy_on...

上記URLの頁の「Members - Alliance of Digital Humanities Organizations (joint ACH, ALLC, SDH-SEMI, aaDH)」の項目の中の「Membership + Society fee」 、もしくは、学生であれば「Membership + Society fee - Student Rate」の行の「Add to Bascket」ボタンをクリックしてください。そうするとBascket画面になりますので、あとは「Proceed to Checkout」をクリックすれば先に進みます。ここで、もし、Oxford Journals Webサイトのユーザではない場合、ユーザ登録を行ってからさらに先に進んでください。

また、請求書による支払い等が必要な場合には上記の頁Aのところで希望する支払い形態のポンド(GB£)の列のところにあるPDFのアイコンをクリックしていただくと、その支払い形態における手続きの方法がいくつか書いてあります。また、オックスフォード出版局には日本支部があり、その電話番号もその書式の下部に記載されておりますので、ご不明な点はそちらにお問い合わせください。